大作

[2005/9/7 Circle of Rock]

B’zのコンサートに行ってきた。Circle of Rockというツアーだ。以前、彼らのコンサートに行ったのはワールドカップの前夜祭のときだから、3年前か。

今回は観に行くかどうか最後まで迷った。結局前日に入手。正直定価の7500円だと高いなという気がしていた。裏技を使って半額以下で仕入れられたので、行くことにした。仕事を定時で切り上げ、荷物を置いてから会場へ。やはり東京ドームまで自転車でいけるのはいい。入ってみるとほぼ満席。相変わらずの人気だ。女性の比率が高いが、男性も多い。

最初のほうは、最新のアルバムからのチョイスばかりだった。CIRCLEはあまり聞き込んでいないので、あまり乗れず。

中盤以降は昔の曲からのチョイス。ALONEがよかった。あと、Happy Birthdayかな。いい曲だが、リリースしてないのかな。持っていない。愛のバクダンも好き。

[7/15 Ozzfest at TWEETER CENTER, Mansfield]

今回の旅のメイン目的のひとつ。今年のOzzfestのツアーの初日であるこの日のMansfieldに行くことにした。Ozzfestは今回2回目。前回は2003年のニューヨーク州バッファロー。

チケットはいつものとおり、TicketMasterで購入した。

ホテルはQuincyというところにあったのだが、Mansfieldまで結構距離がある。アメリカは本当に車がないと何もできない場所だ。日本だと、公共交通機関で大体は用が足りる。ボストンも市内は地下鉄とかコミューターレールとか充実しているが、ちょっと郊外に出ると、車でしかいけないところがたくさんある。今回のTweeter Centerもがんばれば電車でいけなくはないが、一番近くの駅まで数マイルある。駅から会場まではどうしてもタクシーが必要だろう。結局、高くつくが、ホテルから会場までタクシーで行くのが楽だろうと考え、フロントにタクシーを呼んでもらう。その間、スタバで朝食。

タクシーが来た。行き先を伝えるが、なんかおかしい。フロントには、Tweeter Centerって伝えたつもりが、Quincy Centerとタクシーのおっちゃんに伝わっていたらしく、もめる。おっちゃんは、Tweeter Centerなんて知らないらしい。もってきた地図を見せるが、不安そう。とりあえず本部に連絡をとってもらって、行ってくれることになった。

案の定、おっちゃん迷う。ガソリンスタンドに聞いたとおりにいっていたら袋小路に入り込んでしまった。たまたま車がとおりかかったので、行きかたを聞いてみたらその車もそっち方面に行くらしく、付いていくことになった。おっちゃんナイス。頼りなさそうだが、案外機転が利く。

なんとか目的地に着く。正味1時間ぐらいかかった。チップ込みで80ドルぐらいはらったかな。迷った時間もメーター回ってた。

朝9時ぐらいだったが、すでに人は多い。早速入場する。

ミス1:実は、Tweeter Centerのホームページをみてたら、バックパックはアーティストの規制がなければOKって書いてあったから、もっていったんだけど、だめだと言われる。前回のバッファローでもやっぱり同じことを言われていたんで、もう少し慎重になるべきだった。失敗は繰り返しちゃだめだ。去年のメタリカのときも同じ失態をやらかしていたからな。

いつもどおり、駐車場の脇のの雑木林にバックパックを隠す。隠し場所は難しい。あとで見つけないといけないからあまり複雑なところには隠せない。終わったときは真っ暗だからな。目印を慎重に定めてバックパックを隠す。

ようやく手ぶらになったので、入ろうとするが、入り口で財布についているチェーンがだめだといわれる。警備の兄ちゃんは「切れ」というが、切れそうにない。

しばらく考えて、ボディーチェックをする人によってチェックの厳しさが違うんじゃねーかという推測の元、別のボディーチェッカーのところから入る。もちろんチェーンは隠して。すんなり通れた。世の中こんなもんか。

会場に入ると、出店の列。とりあえず歩いてみる。食べ物からグッズからいろんなものが売っている。入り口で規制されたチェーンみたいのが、出店で堂々と売っているのには閉口した。

ミス2:30分ぐらいかけて会場を一周してみたが、特に買いたいものもないし、現金もあまりない。ヘッドライナーがサブステージで演奏をしているが興味を惹かれない。困った。お目当ては、メインステージのアクトだからスケジュールに目を通すと16:30くらいから始まるらしい。あと6、7時間やることがない。。。。

意味もなく歩き回ったりして、無意味な時間をすごす。今考えるとたまにはそういうときもいいかなと思うが、灼熱地獄のなかの数時間はかなり長かった。とにかく、やることがない。本やテレビでもあれば、時間はつぶせるんだが。汗だくになる。会場を何周しただろう。ゆっくり、電車でことことくるか、ボストン市内を十分に観光できたなーと、後悔。こういう大きいフェスティバルでは、お目当てのバンドの時間を調べとかないといけない。

いろんなアトラクションをやっていた。軍隊系の迷彩服を着た人たちが主催してたのが、懸垂選手権。次から次へ挑戦者がひたすら懸垂をしていた。懸垂には自信があるが、暑いしやめといた。

となりにはサッカーのアトラクション。数ドルで3回ボールをけって、5メートルぐらい前にいるひとの頭に当てたら商品をくれるらしい。俺が見た限り成功した人は0だった。これは、もうかってるんじゃないかな。

ミス3:現金がない。行きのタクシー代が予想よりも高かった。帰りのタクシーを考えると、現時点で現金が足りない。飯も食いたい。よく見ると、数箇所にATMが。銀行のカードしか使えないと思ったが、だめもとでキャッシュカードを入れてみる。どうもキャッシングもできるみたいだ。最初に$40、次に$60キャッシングした。最悪の事態は逃れた。カード社会に感謝。

ATMの近くで、口論している人たちを見つけた。おかんとおとんとその子供 VS おっちゃんの口論。おかんがおっちゃんに激怒している。おっちゃんもぜんぜん負けていない。子供があたふたしている。今にも泣き出しそうだ。係員の人が来て、外に連れ出されていた。

警備は厳重。州警察も見かけた。

東洋人らしき人は会場では、見かけなかった。前のバッファローでは結構みかけたけど。

ミス4:帰りのタクシーを呼ぶのに電話番号がない。ホテルで調べとくべきだった。以前のバッファローでタクシーの電話番号がわからず、危うく野宿か、という事態になったので、それが怖かった。コミューターレールも真っ暗の中、駅を探すのが大変だし、第一、最終電車に間に合うのかかなり微妙だ。インフォメーションセンターに終電の時間とか聞こうかと思ったが、いい答えが出てきそうにないと感じたので、やめた。

ホテルに電話しようか、乗ってきたタクシーに電話しようか、いろいろまよった。メモ用の筆記用具がなかったので、シールの屋台で鉛筆をぱくった。シールを選ぶ振りをしつつ、鉛筆をポケットに入れた。ホテルの電話番号をメモってきたけど、それを無くしてしまった。公衆電話機のところに何回も行ったりした。ひとつ気にになったのは、公衆電話が果たして、会場の外にあるのかということと、インフォメーションセンターがライブ終了後も開いているかどうかということだ。もしそうなら、ライブが終わってからでも何とかなるが、しまっちゃうんじゃないかという不安があった。最終的にメインステージが始まる前に、インフォメーションセンターにタクシー会社の電話番号を教えてくれと聞いた。これはかなりの勇気が必要だった。どうも終わった後にタクシーがとおりの向こうまで拾いに来てくれるらしい。ほっとした。これでライブが楽しめる。

インフォメーションセンターは盛況だ。アトラクションとかで景品をゲットした人や、グッズを買った人が荷物を預けに来ているのだろう。

ミス5:帽子を持ってきとくべきだった。暑い。まぶしい。日焼け止めもわすれた。サングラスも。

あまりに暑く、ペットボトルを4本ぐらい飲んだ。食事はハンバーガーと、ホットドック。
メインステージの芝生に寝転がったりして、過ごす。郊外なので緑が多い。きれいな風景。たまにはこんな時間もいい。一番後ろの壁のところには、蜂がいる。とりあえず、自分の席に移動。ステージ向かって右側の席。雨よけの付いていないところ。ステージまでは100メートルぐらい。

自分の列の右側のほうで、中学生ぐらいのガキが2人座っている。そこに中年のおっちゃんが来る。何を話しているのかわからなかったが、口論しているように見える。親子ではなさそうだ。ガキがいやそうな顔をしている。彼らはあきれたように席を立つ。しばらくしてガキが戻ってきたがまたやりあっている。何を話しているんだろう。このおっちゃん、何か目をつけられているらしく、後ろの列の人から罵声を浴びせられていた。

ようやく、日も暮れてきたころ、メインステージに人が集まってきた。人の数も朝よりもかなり多い。エディーの仮面をかぶったやつが奇声を上げる。もりあがってきた。

IN Framesからステージが始まる。

まず、BLSのZakkに度肝を抜かれた。ヘビーさは相変わらずだが、途中で前に乗り出しすぎて、客にギターを取り上げられる。ギターが戻ってきたと思ったら今度はZakk自身が客席へ落ちてしまう。本当に自由奔放。しばらくは、ドラムとベースだけで演奏していた。彼のピッキングハーモニクスは本当にかっこいい。実は、BLSはヘビーすぎて好きじゃない。PRIDE & GLORYからの選曲があったが、これはよかった。

ミス6:デジカメを忘れた。このために日本をたつ前に飼ったのだが、家に忘れてくるという失態。プロ用のカメラじゃなければ、もちこみOKみたいだったんで、撮りたかった。

この辺ですでに観客は興奮気味。ペットボトルを含め、いろんなものが前から後ろから投げられる。危ない。

間に2バンドぐらい演奏。その間に、水をまた買いにいく。混んでいる。しばらくして真っ暗になる。

次にアイアンメイデン。パワフル。ブルースディキンソンは本当によく動く。本当のロックバンドを見た気がした。トリプルギターもなかなかいい。クオリティも高い。アメリカ人は微妙に乗れていないようだったが、僕は満足。エディもでっかいのが出てきてた。

俺のペットボトルが隣のやつに取られそうになった。まだ飲むからといったが、投げろよ、と言ってきた。そっけなく無視。たぶんこいつだと思うが何回かいたずらしてきた、肩をたたかれて後ろを見たがだれもいないというのが3回ぐらいあった。

舞台にBlack Sabbathと書かれた黒幕がステージにかけられた。オジーの声が聞こえてくる。メインアクトだけあって、Black Sabbathだけ、スクリーンで作りこんだビデオが流れる。黒幕が落ちた。

ブルースディキンソンと違って、オジーはほとんど動かない。対照的だ。ツアー初日のせいか、音程が合わないときがあった。トミーに対して、手で「下げてくれ」というようなしぐさをしていた。トミー・アイオミのピッキングは本当に正確だ。彼のリフはほかのギタリストと一線を画すると思う。独特で耳に残る。30年近く現役でやってるっていうのがすごい。

10:00すぎになると人が帰りはじめる。混むのがいやなのだろうか?最後のほうは6割ぐらいになっていた気がする。メインアクトを最後まで見ない感覚がわからない。

PM11:00ごろ終了。これからが大変。ホテルに帰れるか?

人の流れに乗って歩く。途中で携帯で話していた人が、今日のRedSox-Yankeesの結果を知ったらしい。RedSoxが勝ったようだ。みんなで”Yankees Suck”の連呼。

会場をでて、隠していたかばんを取りに行った。案の定真っ暗。雑木林に入り手探りで探すが、見つからない。やばい、ぱくられたかと思ったが、手の先にバックの感覚が。しかしこれも案の定だが、かばんの口があいていて、中身が物色されていた。ちょっとわかりやすいところにおきすぎたか?損害はポータブルCDプレーヤー本体(なぜかイヤホンはもっていっていない)、オジーの2枚組みCDの一枚目、使い捨てカメラ。

とりあえず最小限か。まあ、しょうがないと思い、出口へ向かう。車はすでに長蛇の列だ。

インフォメーションセンターから言われたとおり、とおりをずっと大通りに向かって歩いていく。何人か歩いている人もいるのでたぶんこっちでいいんだろう。大通りに出たが、タクシーが待っている気配はない。ほかの人について右に曲がりさらに歩く。不安になってきた。ガソリンスタンドで多くの人がたむろしている。これより先には人は進んでいない。ここにタクシーが来るんだろうか?多くの人がいるがタクシーが来る気配がない。一台の車が来た。タクシーには見えなかったが、何人かの人が運転手と話をしに行った。近くの人にタクシーは捕まらないぜと言われた。ここで日本人(携帯で日本語をしゃべってたから間違いない)を一人見かけたが、話しかけるのはやめた。

20分ぐらい座ってまつ。まだ、たくさんの人がいるからなんとかなるだろう、と楽観視。すると、一台のワゴンがガソリンスタンドに入ってきた。みんな乗り込んでいく。関係者らしい人にどこに行くのか聞いてみたら、ローカルホテルを回るよ、って言った。Quincyだけど大丈夫か?と聞いた。ちょっと遠いから即答ではなかったが、ああ、まあいいよ、乗ってけといわれた。ラッキーだ。乗り込む。車内には通路も含め10人ぐらいの客が乗っている。

車内で運転手の雑談を聞いた。Zakkと酒場かどっかで会って話したらしい、いいやつだったよと言っていた。あまり自慢したりするような口調ではない。アメリカ人は有名人でも雲の上の人という感覚はあまりないんじゃないだろうか。非常に対等な関係を構築するのが上手だと思う。なかなか、こういう経験は貴重だ。

途中数件のホテルを回って、客を降ろしていく。こういうところにとまって参加しているやつもいるんだな。でもこういうホテルは、日本からネットで調べていくとなると難しそうだなー、と思う。

最後のホテルを回った後、車内に俺一人になる。運転手が、ワゴンじゃなくて、別の車に乗り換えるから待ってろ、という。しばらくして、長髪の兄ちゃんがのった車が到着。乗り換えた。

非常に気さくな兄ちゃんだ。そういえばこの兄ちゃんガソリンスタンドに来ていた車に乗ってたな。やっぱりあれはタクシーだったんだ。18才らしい。ボストンの話とか、ゲーム機のはなしとかいろいろする。今日は日が昇る前から働いているらしい。こういうイベントがあるときはかきいれどきらしい。帰りは65ドルぐらいですんだ。握手をして、車をでる。

ミスばかりだったが、最低限の目的は達成した。バスルームで汗を洗い落とした。

[B’zコンサートとOzzfestから見た日米ロックコンサートの違い]

①客層
日:20~30代の若い人が圧倒的に多い。女性が確実に多い。
米:老若男女バランスがよい。中学生~中年ぐらい。

②曲間
日:長い。1曲ごとに思考を凝らした演出を行っているからか?アーティストが休んでいるのか?
米:短い。矢継ぎ早に曲が始まる。

③演出
日:凝っている。曲ごとにいろいろな演出で客を楽しませる。舞台装置、小道具など金もかけている。
米:凝った演出はない。あってもシンプルなもの。アーティスト任せ。金はあまりかけていない。

④演奏中の客の動き
日:観客同士が同じ振り。一体感はある。
米:思い思いの楽しみ方をしている。振りはない。バラードでは、多くの人がライターに点火。

⑤席
日:基本的に指定された席に座る
米:席の番号は守らない人が目立つ。指摘されたら別のところに移る。

⑥危険度
日:問題ない
米:警察につまみ出されるやつがいる。麻薬を(数人でまわして)吸っているところを見かけた。

⑦交流
日:特にない
米:話しかけてくるやつが数人いる。

⑧時間
日:21:00前後に終了。
米:23:00前後に終了。

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