確率論的に見た第22期竜王戦

今回は渡辺竜王の4連勝だった。内容的にも圧勝で、まったく森内九段を寄せ付けた感がない。こないだの羽生-山崎の王座戦を思い出す。プロ同士の将棋でこれぐらい差が出るのは珍しいと思うが、確率的にどうか検証してみる。
 
棋士レーティングより、本日時点での渡辺竜王の森内九段に対する期待勝率は、56%。
 
したがって、渡辺竜王が4連勝する確率は、0.56^4 = 0.098345となり、10%程度は4連勝の確率があったことがわかる。

ちなみに、渡辺竜王が防衛する確率はどうなるか?
 
先に4勝する確率なので、単純な組み合わせとも行かず、めんどくさいが、ひとつずつ出してみた。
 
4勝1敗のパターン:4通り
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4勝2敗のパターン:10通り
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4勝3敗のパターン:20通り
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○=0.56, ×=0.44として、それぞれのパターンの発生確率を求めると、
4勝1敗≒0.17
4勝2敗≒0.19
4勝3敗≒0.17
 
となり、全部合計して約0.63。
 
したがって、現在のレーティングから判断すると渡辺竜王の防衛確率が6割以上あったことになる。
もっといい計算方法ないかなあ?
 
 
 
PS.しかし、事前の研究熱心さで有名な森内九段が見事に作戦負けしてるからなー。渡辺さんの強さばかり目立ったシリーズだった。
 
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