1ミリシーベルトの意味

現行の安全基準である年間1ミリシーベルトでも浴び続けると、癌になるリスクは上がる。統計上、安全ゾーンと危険ゾーンの明確な閾値はない。要は、どこまでのリスクを受け入れるかという話だ。内部統制の評価とよく似ている。リスクは0にはできない。

年間20ミリシーベルトの暫定基準を撤回しろといい続けている人たちは、1ミリシーベルトは許容しているのだろうか?

この手の議論をする際は、確率統計や社会学、法律学、心理学といった幅広い知識が必要だ。感情論だけで話をしてはいけない。

以下、http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-52.htmlからの引用である。

6 「安全基準」には科学的根拠がない:1ミリシーベルトでも人は死ぬ
→ 私たちは年間約100ミリレム(1ミリシーベルト)の自然放射能を大地や太陽から浴びている。しかしこの年間100ミリレム(1ミリシーベルト)という値は7年間その量を浴び続けると125人中1人が癌を発病する値である。
→ Nuclear Regulatory Commission(米原子力規制委員会)は何の科学的根拠もなく、一般人は自然放射能100ミリレム(1mSv)に加えて人工放射能も100ミリレム(1mSv)までは浴びられるといった限界値を作った。要するに年間200ミリレム(2mSv)まで安全だと言えるようにした。

また、http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/3be6266051be814bf5448f50834ae1b2によると
ウクライナのルギヌイ地区では1ミリシーベルトという安全基準を厳格に守っていますが、以下のような健康被害が出ているそうです。

  • 感染症の増加、長期化
  • ガンの第3期から4期にある人の平均余命が、胃がんで60ヶ月だったものが、1992年には8ヶ月に落ちている。肺ガンでは40ヶ月→8ヶ月→2.3ヶ月
  • 新生児の病気にかかる率や、先天性形成障害、精神神経的障害の増加
  • 平均余命に関して、1985から1990、1992年で男性の死期は15年近く短縮し、女性は5年から8年短縮している。
人体実験をしろというわけではないが、放射線被爆と健康被害についての因果関係をしらべるいい機会である。関係省庁、研究者におかれては、しっかりとした指標を長期間にわたって取得するシステムを構築してほしい。後世において、重要な参考値のひとつとなるであろう。
1ミリシーベルトの呪縛 (エネルギーフォーラム新書)
森谷 正規
エネルギーフォーラム
売り上げランキング: 494,035
Post a comment or leave a trackback: Trackback URL.

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: