ザ・ワールド能力に関する試論

ジョジョの奇妙な冒険第三部のDIOの能力についてずっと思ってたことがあるので、書いておく。

DIOのスタンド、ザ・ワールドの能力は時を止める能力だというのは周知の事実であるが、よく疑問が投げかけられるシーンとして以下のものがある。

・ポルナレフが階段を登ったときに実は降りていた。
・蜘蛛の巣を破らずにホルホースの背後に回った。

これは、以下に例を上げるように本当に色んな所で議論されていて、時間を止めて、バレないように慎重にやったんだという、結論めいたものに到達しているが、いずれにしても憶測の域をでない。

http://jojosoku.com/archives/33884381.html
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1344505118

ここからは僕の試論であるが、ディオの能力は作品の途中で変化していると考える。もっと正確に言うと、作者が当初想定していたスタンド能力が、その後の構想に合わなくなってしまったので、途中でやむなく時止め能力に変えてしまった、というのが僕の考えである。

では、当初想定していたスタンド能力が何であるかというと、「意図と事実の反転」である。つまり、ターゲットとなる人物が意図していたことと、事実が逆転してしまうという、時止めに近いチート能力だ。具体的なシーンで説明すると以下のようになる。

・ポルナレフが階段を登ろうとしていたら、実は降りていた。(登る⇔降りる)
・ホルホースが狙いをつけていたが、実は狙われていた。(狙う⇔狙われる)
・ヌケサクが棺桶を開けようとしていたら、実は中に入っていた。(開ける⇔開けられる)
・上院議員が車から飛び出ようとしたら、実は中に飛び込んでいた(飛び出る⇔飛び込む)

やはり、ザ・ワールド初期のスタンド能力は、単純な時止め能力だと説明しづらいことがお分かりいただけるだろう。天下のディオともあろうものが止まった時間の中で、(相手にバレないように)セコセコと移動したり、相手を動かしたりというのはどう考えても情けない。

では、作者がどこでディオの能力を変えたかというと、花京院の結界のところで間違いない。ここからは時止め能力で説明がつく。何故変えたかという疑問については、あまりにもチートすぎて収集がつかなくなってしまったのではないだろうか。

ザ・ワールド能力に関する試論は以上である。ぜひ荒木さんに真意のほどを問いたい。

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